SOMEWHERE


ソフィア・コッポラのSOMEWHEREを見にゆきました。
映像の美しさ、音楽の選び方 文句なし。
孤独や空虚感というテーマもこれまでの作品と似てる。
でも今回大きく違っていた点は
見終わった後になんとなく憂鬱なかんじが残らなかったこと。
それは男性の視点で描かれていたことや
終わり方がすっきりしていたというのもあるけれど、
なによりエル・ファニングの存在が大きかったように思う。
11歳の子供にしてはだいぶ大人びてみえるものの
孤独な少女が持つ危うさとか影みたいなのはほとんど感じられなかった。
ただひたすら純粋でかわいい。きている服もシンプルでさわやか。
彼女の白さはぎらついたハリウッド美女たちの中で一層際立っていた。
ぐるぐるまわるフェラーリ、クレオのスケート、真っ白にぬりかためられたジョニー、
東洋マッサージ、ベッドで食べるアイスクリーム、じたばたした泳ぎ、
朝のキッチン、ゆですぎたスパゲッティ、ジョニーのピアノ などなど
どうでもいいといえばどうでもいいような、すごく些細なことが妙にいとおしくて、
印象にのこっているのはそういう場面ばかり。
心境の変化以外、特別なことは何もおこらないこの映画では
なんてことない日常のワンシーンすべてがみどころだと思う。
今までで一番すきかも、またみたいです。
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by meriiii | 2011-04-09 16:24 | film
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